A4で特定ページのアクセスを自動レポート!
「毎月、どのくらいの人が申込みフォームを見ているんだろう?」
ホームページを運用していると、特定の重要なページへのアクセス数が気になりますよね。特に申込みフォームや資料請求ページなどは、そのアクセス状況を把握することが、サイト改善の第一歩です。
なぜなら、誰もフォームを観ていないのか、観ているのにフォームの入力に至らないのか、どちらの状況かによって取るべき対策が大きく変わるからです。今回は、Google Analytics(GA4)を活用し、特定のURLのアクセス数を定期的にメールで受け取る方法を解説します。
申込みフォームへのアクセス分析が重要な理由
申込みフォームへのアクセス数と、その後のコンバージョン率を分析することで、サイトの課題が見えてきます。
ケース1: フォームへのアクセスが少ない場合 この場合、そもそもフォームへの導線が分かりにくい、集客が足りていない、といった課題が考えられます。集客経路やサイト内のナビゲーションを見直す必要があります。
ケース2: フォームへのアクセスは多いが、入力完了が少ない場合 この場合、フォーム自体に問題がある可能性があります。入力項目が多すぎる、エラーが分かりにくい、デザインが複雑、といった原因が考えられます。フォームのUI/UXを改善する対策が有効です。
GA4のカスタムレポートでURLを追跡する設定
GA4では、特定のページのアクセス状況を簡単に追跡できます。
- GA4の管理画面にログインします。
- 左メニューの「レポート」から「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」に進みます。
- ページのURLリストが表示されるので、検索窓に確認したいページのURL(例: /contact/)を入力し、絞り込みを行います。
- このレポートを定期的にメールで送信する設定を行います。
レポートをメールで定期的に送信する設定
作成したレポートは、定期的に自動でメール送信するように設定できます。
- 絞り込んだレポート画面の右上にある「共有」ボタンをクリックします。
- 「定期的なメール共有」を選択し、送信先のメールアドレス、送信頻度(例: 毎月、毎週)、件名などを設定します。
- 「送信」ボタンをクリックして完了です。
この設定により、毎月月初や毎週月曜など、決まったタイミングでフォームへのアクセス数が記載されたレポートがメールで届くようになります。
まとめ
GA4のカスタムレポートとメール共有機能を活用することで、特別なツールを使うことなく、サイトの改善に不可欠なデータを自動で収集できます。このデータをもとに、どこに課題があるのかを分析し、効果的な施策を実行していきましょう。
ビズラボでは、GA4の初期設定からレポートのカスタマイズ、データ分析に基づいたウェブサイトの改善提案まで幅広くサポートしています。お困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。