WordPressプラグイン「WPForms」に脆弱性が見つかった話
WordPressサイトを運営している皆様に、緊急でお伝えしたいことがあります。
人気のお問い合わせフォームプラグイン「WPForms」に、重大な脆弱性が見つかりました。この脆弱性は、WordPressサイトを危険に晒す可能性があるため、いますぐご自身のサイトをご確認いただくことをお勧めします。
WPFormsの脆弱性とは?
今回発見されたのは、悪意のあるスクリプトがサイトに埋め込まれてしまう「クロスサイトスクリプティング(XSS)」という脆弱性です。
この脆弱性が悪用されると、サイトが改ざんされたり、ユーザーのログイン情報が盗まれたりするリスクが生じます。
あなたのサイトも影響を受けているかも?
この脆弱性は、すでに70万以上のWordPressサイトに影響を与えている可能性があるそうです。WPFormsは非常に多くのサイトで利用されているため、あなたがお使いのサイトも知らず知らずのうちにリスクに晒されているかもしれません。
いますぐ確認!取るべき対策
WordPressの管理画面から、以下の手順で確認と対策を行いましょう。
- WPFormsがインストールされているか確認 WordPress管理画面の左メニューから「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」を選択し、一覧にWPFormsがあるか確認します。
- WPFormsのバージョンを確認 WPFormsがある場合、バージョンが最新(1.8.6以降)になっているか確認してください。
- 速やかにアップデートする もし最新バージョンになっていなければ、すぐにアップデートを実行しましょう。アップデートすることで、この脆弱性は解消されます。
日頃からセキュリティ対策を
今回の脆弱性のように、人気のプラグインに思わぬリスクが潜んでいることは珍しくありません。WordPressサイトの安全を守るためには、プラグインやテーマを常に最新版に保ち、日頃からセキュリティに気を配ることが大切です。
まとめ
WPFormsのユーザーは、いますぐバージョンを確認し、最新版にアップデートしましょう。WordPressのセキュリティ対策は後回しにしがちですが、サイバー攻撃は常に進化しているので、最新の情報をキャッチアップし、日頃から対策を行うことが非常に大切です。